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日スウェーデン大学間連携による「MIRAIグローバルチャレンジウィンタースクール」を開催

2024.12.25
トピックス

日本・スウェーデンの17大学により構成される大学間連携コンソーシアムMIRAIは、2015年10⽉に開催された第1回⽇本・スウェーデン学⻑会議をきっかけに2017年に発⾜しました。2024年1月からは第3フェーズ(2024-2026)が始まり、本学が新たに日本側幹事校に就任しています。

MIRAIでは発⾜当初から、2国間の⻑期的な研究連携を推進する目的で若⼿研究者の⼈材育成、ミドルキャリアのマッチングなどの活動を⾏ってきました。第3フェーズにおいてもこの取組みを継承しており、今回、若手研究者向けに対面式のプログラムを開催することとなりました。実施に当たっては現地ホストであるストックホルム商科大学と本学ストックホルム・リエゾンオフィスが連携して準備を進めました。なお、日本側の参加者支援としてMIRAI全体でスカンジナビア・ニッポン ササカワ財団から200万円の助成を受け、本学においては同助成金および本学独自の経費を活用して、学生の現地参加費用を全額支援しました。

プログラムは2024年11月17日(日)から22日(金)の計6日間、ストックホルムで開催されました。日本およびスウェーデンから計27名の若手研究者が参加し、本学からは学内公募を経て4名の博士後期課程学生が参加しました。

  • 総合理工学府D2 内海 忍
  • 芸術工学府D2 Lin Binrong
  • 経済学府D1 月岡 葵
  • 工学府D1 Zhang Jiaxu  (記載順不同)

MIRAIでは、学際的な協力を通じて地球規模の課題解決に寄与することを目指しています。今回のウィンタースクールでは学術関係者からスウェーデンを中心としたEUと日本との関係をテーマとした講義に加えて、産業界(三菱商事、Business Sweden、Ovako Steel)や政策立案者(スウェーデン政府外務省、在スウェーデン日本国大使館、VINNOVA)による講義も提供されました。

また、プログラム後半では、ストックホルム商科大学が主催する国際会議「北欧における現代日本研究:現状と展望」に接続して参加し、ウィンタースクールよりも規模の大きい総勢約80名とのネットワーキング、また、世界的企業であるEricsson本社への訪問も行いました。参加者はこれらのプログラムやコーヒーブレイク等の時間を通じ、リラックスした雰囲気の中で自らの分野を超えて幅広いコラボレーションの可能性を考える充実した機会となりました。

プログラムの様子

ウィンタースクール参加者集合写真

お問い合わせ

九州大学ストックホルム・リエゾンオフィス(欧州拠点)
intleurope★jimu.kyushu-u.ac.jp

国際部国際企画課国際連携係(MIRAI日本側幹事校事務局)
intlsenryaku★jimu.kyushu-u.ac.jp

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