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Topics トピックス
九州大学は、「Kyushu University VISION 2030」において、国際競争力を有する研究力の強化を最重要課題として掲げ、様々な取り組みを進めてきました。
この方針のもと、2024年度に創設した「藤井德夫賞」は、藤井德夫氏(本学卒業生/イフジ産業株式会社創業者)からのご寄附で設立した顕彰制度であり、将来的なノーベル賞受賞につながる独創的・先駆的な研究を奨励することを目的としています。
この度、記念すべき第1回の受賞者が決定しましたのでお知らせします。
<受賞者>
安達 千波矢 主幹教授(化学分野):TADF分子の創製による有機EL技術への革新
増田 隆博 主幹教授(生理学・医学分野):脳境界マクロファージの発見と機能解明
Justin KAIDI 准教授(物理学分野):4次元時空における圏論的対称性の理論的証明
これらの研究は、いずれも国際的に高く評価されており、今後の更なる発展が期待されるものです。九州大学は、今後も世界に伍する研究大学を目指し、研究者の育成や研究奨励の様々な取り組みを行い、研究力の強化・国際的なプレゼンスの向上に尽力してまいります。
<受賞者および研究テーマ>
○安達千波矢(あだち ちはや) 主幹教授
【主要な研究成果】
究極の発光分子:TADF 分子の創製
【受賞理由】
有機発光ダイオード(有機EL)の材料として、熱活性化遅延蛍光(TADF)を発明した成果は、国際的にも高く評価されてきた。りん光性金属有機錯体を使用しないTADFの分子設計は、新しい発光原理に基づくものであり、従来の学術体系を超えた価値を有する。また、TADFの高い発光効率は、有機ELディスプレイの低電力化、長寿命化を可能にし、持続可能社会における汎用化も期待される。学術面と応用面の双方において傑出した業績として、ノーベル賞受賞への期待を込め顕彰する。
安達主幹教授からひとこと
今回、第1回藤井賞の受賞となり、これまで一緒に研究を進めて頂きました共同研究者の皆様に深く感謝申し上げます。受賞の対象となった熱活性化遅延蛍光分子は、芳香族化合物の分子内電荷移動(CT)状態を制御することで、100%の量子効率で電流を光に変換することが可能となりました。CT状態は有機エレクトロニクスのコア技術であり、今後、CT状態の学理解明を進め、更なる新しい先進デバイスの展開を実現して行きます。
○増田隆博(ますだ たかひろ) 主幹教授
【主要な研究成果】
脳境界マクロファージの発生メカニズム・細胞特性の解明および特異的な細胞機能操作ツールの創出
【受賞理由】
脳境界という、脳とそれを包む膜や血管との境界に、これまで知られていなかった免疫細胞の一群の存在を見出し、「脳境界マクロファージ」という新しい分野を創生した。最新技術を組み合わせた先駆的アプローチによって、その特徴的な発生メカニズムと機能を明らかにし、脳・免疫学を超えて幅広い生命科学者の注目を浴びている。現時点ではマウスを対象とした研究だが、将来的にはヒトの脳疾患の発症機構の理解や治療法の開発に役立つと期待されている。この卓越した先駆性を高く評価するとともに、ノーベル賞に繋がる更なる発展を期待し顕彰する。
増田主幹教授からひとこと
この度は、栄えある第一回藤井德夫賞を賜り、誠に光栄に存じます。受賞対象となった研究では、特殊な脳内免疫細胞に関する基盤的情報の創出および研究技術の確立に成功しました。今後、更なる解析を通じて、認知症をはじめとする様々な脳疾患のメカニズム解明や、新たな治療標的・戦略の構築に貢献したいと考えております。

○Justin KAIDI(ジャスティン カイディ) 准教授
【主要な研究成果】
圏論的対称性が4次元時空に存在することの証明
【受賞理由】
4次元時空における「圏論的対称性」の存在を世界で初めて理論的に証明し、物理学と数学の融合を加速する先駆的な業績を挙げた。圏論的対称性は、通常の対称性に乏しい系でも解析を可能にする画期的な対称性概念の拡張であり、素粒子物理学から物性物理学まで広範な分野の未解決の難題(CP問題、電弱ヒエラルキー問題、宇宙定数問題など)への解決につながる。物理学の根源・理論に重要な影響を与えうる独創性・先駆性を高く評価するとともに、ノーベル賞に繋がる更なる発展を期待し顕彰する。
KAIDI准教授からひとこと
この度は第一回藤井德夫賞を賜り、大変光栄に思っております。本賞をいただくに至った「圏論的対称性」の研究は、対称性の概念を根本から拡張し、新たな物理法則の探求に道を開くものです。強いCP問題や宇宙定数問題など、未解決の難題にも新たなアプローチを提供する可能性があり、非常に明るい展望が広がっています。この受賞を励みに、今後より一層この研究に邁進してまいります。

<表彰式の様子>
2025年6月24日(火)、九州大学伊都キャンパス・椎木講堂にて、第1回「藤井德夫賞」表彰式が開催されました。寄附者である藤井德夫氏を迎え、受賞者のほか、石橋総長ら大学関係者が出席しました。
表彰式の詳細は以下URLよりご覧ください。
https://kikin.kyushu-u.ac.jp/info/news/view.php?page=1&r_search=&r_division=0&cId=2277
左上から園田理事、安達主幹教授、増田主幹教授、Kaidi 准教授、谷本理事/左下から荒殿理事、藤井様、石橋総長
<藤井德夫賞について>
藤井德夫氏 (本学卒業生/イフジ産業株式会社創業者相談役)
藤井德夫氏(本学卒業生/イフジ産業株式会社創業者)の 「九州大学からノーベル賞受賞者の輩出を」 との強いご意向によるご寄附で設立した 「藤井德夫研究奨励基金」により、将来的なノーベル賞受賞に繋がりうる独創的・先駆的な研究の奨励を目的として2024年度に創設されました。ノーベル賞に準拠した 「物理学」 「化学」 「生理学・医学」 「経済学」 の4カテゴリにおいて、優れた研究成果を挙げた本学の教員を顕彰します。
本賞を通じて、本学は新たな価値創造の基盤となる意欲的な研究者の自由闊達な研究活動を支援し、世界の学術を牽引する研究者を育成することで、九州大学からノーベル賞受賞者を輩出することを目指します。
研究・産学官連携推進部 研究企画課 研究企画係
電話:092-802-2323
Mail:kekkesien★jimu.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。