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Topics トピックス

欧州との国際共同研究拡大に向けてホライズン・ヨーロッパ説明会を開催

2026.10.01
トピックス

2026年9月11日、九州大学は「ホライズン・ヨーロッパ(Horizon Europe)申請ガイダンス&経験共有会」を、伊都キャンパス稲盛ホールおよびオンラインのハイブリッド形式で開催しました。本年7月末に日本政府がEUの研究・イノベーション支援枠組みであるホライズン・ヨーロッパの準参加に関する協定に署名したことを受け、本説明会は、本学研究者のホライズン・ヨーロッパへの参画を促進することを目的として開催されたものです。当日は、対面・オンラインを合わせて約210名が参加し、ホライズン・ヨーロッパへの関心の高さがうかがえる機会となりました。

本説明会の開催にあたっては、文部科学省ならびにホライズン・ヨーロッパの日本国内窓口である日欧産業協力センターの協力を得ました。第1部については、広く国内の大学・研究機関等にも参加を呼びかけ、多くの方々にご参加いただきました。

会冒頭、本学の谷本 潤 理事・副学長(研究担当)が開会挨拶を行い、国際共同研究の重要性やホライズン・ヨーロッパへの期待について述べました。続いて、文部科学省 科学技術・学術政策局 国際研究開発政策課の小川 浩司 課長より、日本における研究力強化ならびにホライズン・ヨーロッパへの準参加の意義や、今後の展望についてご挨拶をいただきました。

第1部前半では、小田 扶実子氏(NCP Japan/日欧産業協力センター)より、ホライズン・ヨーロッパの制度概要、申請プロセス、コンソーシアム形成のポイント、研究者向け支援制度などについて詳しい説明が行われました。後半では、本学研究者による経験共有セッションを実施しました。芸術工学研究院のMelanie Sarantou教授からは、ホライズン・ヨーロッパのコーディネーター経験をもとに、コンソーシアム形成や提案書作成、採択後のプロジェクト運営などについて実践的な知見が共有されました。また、カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所(WPI-I²CNER)の松本 広重 教授およびLeonard Kwati准教授からは、ホライズン・ヨーロッパの前身となるHorizon 2020プロジェクトへの参画経験が共有され、欧州の大学・研究機関や企業との国際共同研究を通じて得られた成果や学びが紹介されました。

第2部では九州大学教職員向けに、学内事務手続きに関するガイダンスが行われました。学術研究・産学官連携本部のHarold Kusters主幹より、学内手続きや支援体制について具体的な説明が行われ、参加者の理解が深まりました。

実施後の参加者アンケートでは、「ホライズン・ヨーロッパの全体像や申請の流れを理解することができた」、「採択経験者による実践的な説明が大変参考になった」、「コンソーシアム形成や採択後の実務について具体的なイメージを持つことができた」といった声が寄せられました。また、経験者との交流機会やパートナー探索、研究者ネットワーク形成に向けた継続的な支援を期待する声も多く、ホライズン・ヨーロッパへの高い関心とともに、国内大学・研究機関間の情報共有やコミュニティ形成の重要性が改めて示されました。

九州大学では、ホライズン・ヨーロッパをはじめとする国際共同研究への参画を通じて、研究者の国際研究ネットワークの拡大と研究力向上を支援してまいります。

開会挨拶(谷本理事)

文部科学省挨拶(小川国際研究開発政策課長)

NCP Japanによる制度説明(小田扶実子氏)

経験共有発表:Melanie Sarantou教授

経験共有発表:松本 広重教授

会場の様子(稲盛ホール)

※松本教授・Kwati准教授のスライド、ならびに学内事務手続きに関するスライドは、九州大学教職員限定として、以下のページに別途公開しています。

お問い合わせ

ホライズン・ヨーロッパの申請に関するお問い合わせ(九州大学)

学術研究・産学官連携本部
Mail:research★airimaq.kyushu-u.ac.jp

本イベントに関するお問い合わせ

国際部国際企画課国際連携係
Mail:intlsenryaku★jimu.kyushu-u.ac.jp

※メールアドレスの★を@に変更してください。