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本学大学院芸術工学研究院 平井康之准教授が代表を務めるこども×くすり×デザイン実行委員会が,福岡市より,「ユニバーサル都市・福岡賞 みんなにやさしい部門」において最優秀賞の表彰を受けることが決定しました。
「ユニバーサル都市・福岡賞」とは,「ユニバーサル都市・福岡」の考え方を広く市民の方へ伝えるために,ユニバーサルデザインの「どこでも,誰でも,自由に,使いやすく」といった考え方に基づく優れた活動やサービス,誰もが使いやすい製品,分かりやすい情報発信などを行っている個人や団体などを表彰するもので,今年度,福岡市が創設しました。 表彰式は平成25年10月27日(日)に福岡市役所にて開催予定で,同日は記念講演会及び「ユニバーサル都市・福岡デザインチャレンジ2013」の発表も行われます。
このたび表彰を受ける,本委員会の平井准教授は,インクルーシブデザインの研究に取り組んでいます。インクルーシブデザインとは,これまで除外(エクスクルード)されてきた人を包含(インクルード)し,かつビジネスとして成り立つデザインを目指すアプローチです。平成20年に設立された本委員会においては,学童期までの子どもや親の視点に立って,子どもの服薬に関するデザイン研究を行い,服薬ストレスを軽減するデザイン活動を行っています。
◆参考URL:
1. 福岡市の報道発表(平成25年10月10日付) http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/40339/1/universaljyushoushakettei.pdf
2. 市民ワークショップ「私たちの新しい科学館を考えよう!」(10月26日(土)開催予定)http://www.city.fukuoka.lg.jp/kodomo-mirai/s-shisetsu/shisei/seisyounenkagakukan_2.html3. NPO法人こどもとくすり
http://kodomo-kusuri.org/
【掲載写真】こども×くすり×デザイン実行委員会がNPO法人こどもとくすりが共同で商品開発を行った「こどもおくすり手帳の表紙とそのユーザー調査の様子」