ユルゲン バセドウ教授へ名誉博士の称号を授与
2013.09.13
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平成年25年9月4日(水),本学は,マックス・プランク外国・国際私法研究所所長であり,ハンブルグ大学教授であるユルゲン・バセドウ教授に,九州大学名誉博士(※1)の称号を授与しました。
バセドウ教授は,国際私法研究者として世界的に著名であり,とりわけ経済法関連の国際私法においては,卓越した業績を有していらっしゃいます。さらに,その学識とグローバルな視野の広さから,比較法分野で最も古く権威ある国際比較法学会の事務局長を務められている他,権威ある万国国際法学会の会員に迎えられています。
バセドウ教授の本学における教育研究への貢献については特筆に値するものです。バセドウ教授は日本,アジアとの交流も活発に行われており,とりわけ本学とは,国際研究集会の共同開催や九州大学における連続講演等の緊密な交流が続いております。また,本学教員の研究活動に対しても多大なご貢献をいただいているほか,本学法学研究院及び法科大学院とドイツ唯一の私立ロースクールであり,極めて評価の高いブツェリウス・ロースクールとの学術及び学生交流協定の締結の際にも多大なるご尽力をいただきました。
このような本学の教育研究の充実・活性化や発展への顕著なご貢献に対し,この度,バセドウ教授に名誉博士の称号を授与することとなったものです。
※1「九州大学名誉博士」学術文化の発展に多大な寄与があった者で,以下に該当する者に授与されます。
(1) 本学の教育研究上特に顕著な功績があった者
(2) 国際文化交流を通じ,本学の教育研究上顕著な功績があった外国人
(3) 本学に勤務した外国人教師で,特に顕著な功績があった者
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