基幹教育「囲碁で養う考える力」が開講―囲碁を通してロジカルシンキングを身につける
2015.11.09
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平成27年度後期から,基幹教育・総合科目「囲碁で養う考える力」が開講しました。本科目は,「ものの見方・考え方・学び方」を学ぶという基幹教育の理念に基づいた新しい科目として,公益財団法人日本棋院のサポートの下で実施されます。 10月14日(水)に行われた第2回の講義には,プロ棋士の吉原由香里六段を講師として招聘しました。また,本学からは,囲碁部の前顧問で,四段の腕前である久保総長も登壇しました。受講した学部1~4年の50名の学生は,「なかなか難しい」と言いながらも,3つの囲碁の基本ルールを早くも理解しつつ,初めての碁盤を目の前にして,楽しみながら石を打つ姿が見られました。そして,次の一手を考えながら,陣地や石を取り合い,真剣に対局していました。 本科目は,囲碁を通して自発的に問題を提起できる主体的な学び方を身につけ,汎用的な人間力のひとつの要素である「ロジカルシンキング(論理的思考)」の向上を図りながら,考える力を養うことを目的としています。 受講生は,日本の伝統文化として伝承されてきた囲碁を学び,対局を通して「考える力」と「集中力」を磨きます。さらに,世代間・多国間のコミュニケーションツールとしても位置付けられる囲碁の対局を通して生まれる対話や人脈によって,グローバルな活動にもつながることが期待されています。
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(上)学生に囲碁について語る久保総長 (中)講師として登壇した吉原六段 (下)授業の様子
お問い合わせ 学務部基幹教育課基幹教育教務係 TEL:092-802-5941 FAX:092-802-5990
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