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素粒子物理の新しい研究センターがスタート

2012.10.12
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 平成24年10月1日(月),箱崎キャンパスで『先端素粒子物理研究センター(Research Center for Advanced Particle Physics:略称RCAPP)』のオープニングセレモニーを開催しました。
 本学では,昨年度,理学研究院に素粒子実験研究室を創設して以来,大学改革活性化制度などを活用して,素粒子物理という究極のビッグサイエンスの推進を図ってきました。そして,本年7月にCERN研究所の大型ハドロンコライダー(LHC)でヒッグス粒子とみられる新粒子が発見され,次世代加速器計画として国際リニアコライダー(ILC)計画が注目される中,本学に素粒子物理の国際的な研究・教育拠点を形成するため,本センターを開設しました。本センターは学内共同教育研究施設であり,実験2部門,理論1部門を設置しています。
 オープニングセレモニーは,まず新センターの看板除幕式で文字通り幕を開けました。引き続き,理学部大会議室で開催された開所式は,有川総長の挨拶で始まり,来賓祝辞,川越センター長による概要説明,そして来賓の駒宮幸男東京大学教授による記念講演へと続きました。
 会場を移しての祝賀会は,新センターの生みの親とも言える井上研三名誉教授(素粒子理論)の乾杯の発声により開宴し,参加者は今後の研究活動について熱心に意見交換を行いました。


【写真】
(上)看板除幕式の様子(左から川越センター長,落合理事,有川総長,荒殿理学研究院長)
(中)駒宮東大教授による記念講演の様子
(下)井上名誉教授による祝賀会乾杯の発声