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東アジア環境研究機構と鳥取大学乾燥地研究センターが学術交流協定を締結

2012.03.01
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   平成24年2月28日(火),東アジア圏の環境問題解決に向けて多角的な研究を行う本学東アジア環境研究機構と乾燥地研究に組織的に取り組む我が国唯一の研究機関である鳥取大学乾燥地研究センターとの間で,学術交流協定を締結しました。

 本協定は,両組織が,学術研究活動を通して,地域の歴史,文化,社会に深く根ざした東アジアの環境問題の総合的な解決に向けて,組織的連携と共同研究を促進することを目的とするものです。

 調印式では,本学 有川 節夫 総長(東アジア環境研究機構長)と恒川 篤史 鳥取大学乾燥地研究センター長による挨拶の後,協定書への調印が行われ,学術研究を通じて東アジア地域の砂漠化防止に貢献するという使命を共有し,今後の協力を確認しました。

 今後,本協定の締結により,両組織間での研究者交流および共同研究において一層の推進が期待されますが,その最初の取り組みとして,共同で中国・寧夏回族自治区の固原に日中韓共同砂漠化防止拠点を設置し,節水農業や植生回復などの研究を進める予定です。

 また,協定締結を記念して,2月28日(火)および29日(水)に,JR博多シティにて,広く一般の方々に砂漠化問題への取り組みと黄砂研究の最前線を紹介するイベント「乾いた大地 砂漠~黄砂のふるさと~」を開催しました。

 

[写真]

調印式で握手を交わす恒川センター長(左)と有川総長(右)