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九州大学韓国研究センター開所10周年記念行事を開催

2010.12.28
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 平成22年12月18日(土),箱崎キャンパス国際ホールにて,九州大学韓国研究センターの開所10周年記念行事が開催され,国内外の韓国研究関係者や教職員ら約150名が出席しました。
 韓国研究センターは,平成10年11月に金鍾泌大韓民国国務総理(当時)が本学において講演を行い名誉博士の称号を受けたことや,韓国国際交流財団から支援を受けたことを主な契機として,国公立大学で初めて「韓国研究」に取り組む研究施設として平成11年12月に設立されました。開所以来,「日韓地域連携の形成」を目標に掲げ,アジアを重視した「知の拠点大学」の一翼を担ってきました。
 記念式典では,有川節夫総長からセンターの10年の歩みと関係者への謝辞が述べられ,続いて,金鍾泌元大韓民国国務総理(音声メッセージ),金炳局韓国国際交流財団理事長及び加藤重治文部科学省大臣官房審議官ら関係者から祝辞が述べられました。
 その後開催された記念シンポジウムでは「東アジアの新しい地域秩序の形成」と題し,武藤正俊駐大韓民国日本国特命大使(VTRメッセージ)及び朴成勲釜山大学校副総長からの基調講演が行われ,続いて,姜尚中東京大学現代韓国研究センター長及び小此木政夫慶応義塾大学現代韓国研究センター長からの記念講演が行われました。最後に,ジョン・ダンカンUCLA韓国研究センター長及び白永瑞延世大学校国学研究院長も交えてディスカッションが行われ,会場も交えての活発な意見交換がなされ,盛況のうちに閉会しました。

 

【写真】

(上)記念式典後の記念撮影

(中)姜尚中東京大学現代韓国研究センター長の記念講演の様子

(下)ディスカッションの様子