日本エジプト科学技術連携センターが開所
2010.09.21
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平成22年9月15日(水),伊都キャンパス稲盛財団記念館において,本学日本エジプト科学技術連携センターの開所式が開催されました。 日本エジプト科学技術連携センターは,エジプト,日本両政府の国家的事業として進んでいるエジプト日本科学技術大学(E-JUST)プロジェクトの日本国内支援大学の総括幹事校及び電子・通信工学専攻幹事校として,プロジェクトの支援を主体的に責任を持って推進するために,平成22年8月1日に設置したものです。 式では,冒頭,有川節夫総長が挨拶を行い,「このセンターは,E-JUSTを全学を挙げて支援していこうという本学の強い使命感に基づき設置したもの」と述べました。続いて,来賓の文部科学省の磯田文雄高等教育局長及びWalid Mahmoud Abdelnasser(ワリード マハムード アブデルナーセル)駐日エジプト大使から祝辞をいただくとともに,開所式のためにエジプトから来学いただいたE-JUSTのMohamed El-Sayed Ragab(モハマド エルサエド ラガブ)教授による“A Dream Becomes True”と題した講演などが行われました。 開所式終了後は,懇親会をはさんで設立記念シンポジウムが開催され,JICA専門家やE-JUSTの電子・通信工学専攻の教授らによる講演が行われました。 E-JUST電子・通信工学専攻には,既に,平成22年2月から6月まで本学のヴィクトル グラール准教授が現地滞在し,講義および学生の研究指導を行いました。また9月下旬からは賈 洪廷准教授が現地で講義および学生の研究指導にあたる予定です。
【写真】
(上)開所式が開催された会場の様子
(中)祝辞を述べるワリード・マハムード・アブデルナーセル駐日エジプト大使
(下)講演を行うモハマド・エルサエド・ラガブ教授
(広報室)
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