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北海道大学・九州大学合同活動報告会を開催

2009.12.17
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 平成21年12月10日(木),都内の都市センターホテルにおいて,「北海道大学・九州大学合同活動報告会」を開催しました。この報告会は,日本の北と南に位置し,先端的な教育研究活動を展開している両大学の姿を広く社会にご理解いただくことを目的として開催しているものです。

 

 5回目となる今回は,創造性豊かな若手研究者の,自由な発想に基づく研究成果等を社会に向けて積極的に情報発信するため「北と南から次代を担う若手の研究発表」をメインテーマとして開催し,当日は200名近い参加者がありました。
 開会にあたり,両大学の総長から挨拶があり,続いて磯田文雄文部科学省研究振興局長から「情報の発信量が多い東京において,両大学がこのような報告会を合同で開催することは意義深い」との挨拶がありました。
 引き続き,両大学の理事(研究担当)・副学長から,それぞれ研究活動を中心とした近年の取組についての報告が行われた後,北大の喜田宏教授(人獣共通感染症リサーチセンター長)から,「鳥,ブタ,そしてパンデミックインフルエンザ」と題した特別講演がありました。
 続いて今回の報告会のメインテーマである,若手研究者による先端的研究発表が行われ,本学からは「次世代研究スーパースター養成プログラム(SSP)」事業で採用された高等研究院に所属する3名の特別准教授が最先端の研究発表を行いました。

 報告会終了後は交流会が開催され,岡部正彦本学東京同窓会会長(日本通運(株)取締役会長)の挨拶の後,両大学の関係者,同窓生が交流を深めました。
 なお,今後は,九大・北大による次の合同セミナーを予定しています。

 

第5回「北大・九大合同フロンティアセミナー」
 テーマ:「縄文と弥生」
 日時:平成22年2月24日(水) 18:30~
 場所:東京ステーションコンファレンス
     東京都千代田区丸の内一丁目7-12 サピアタワー

 

研究発表を行った本学の特別准教授と講演タイトル>
稲田 明理(いなだ あかり 高等研究院・特別准教授,医学研究院)
 「膵β細胞の分化・再生機序の解明とその糖尿病治療への応用に関する研究~糖尿病の根本的な治療に向けて~」

石谷 太(いしたに とおる 高等研究院・特別准教授,生体防御医学研究所)
 「からだの形作りを担うシグナルネットワーク」

藤ケ谷 剛彦(ふじがや つよひこ 高等研究院・特別准教授,工学研究院)
 「カーボンナノチューブでナノ配線を作る~シリコンデバイスを超えて~」


【写真】
(上)磯田研究振興局長による挨拶
(中)研究発表を行った石谷特別准教授(左),稲田特別准教授(中),藤ケ谷特別准教授(右)
(下)会場の様子


(広報室)