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第3回北大・九大 合同フロンティア・セミナーを開催

2009.06.16
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 平成21年6月4日(木),東京ステーションコンファレンスにおいて「第3回北大・九大合同フロンティア・セミナー」を開催しました。
 今回のフロンティア・セミナーは「先端医療」をテーマに,前半では,久下裕司教授(北海道大学アイソトープ総合センター)が「機能画像診断の最近の話題」と題して,近年,生体内の分子・細胞の挙動を可視化しうる技術として注目されている「分子イメージング」などの取組について,また,砂川賢二教授(九州大学大学院医学研究院)が「衝撃のバイオニック医学:変貌する21世紀の心臓病治療の最前線」と題して,先端生命科学と先端工学を融合させ難治性疾患の克服を目指す新たな治療戦略であるバイオニック医学(バイオ=生物,ニック=工学)の特にバイオニック心臓病学の最先端について講演を行いました。

 休憩を挟んで,セミナーの後半では,コーディネーターに玉木長良教授(北海道大学アイソトープ総合センター長)を迎え,久下教授,砂川教授による,活発なトークセッションが参加者とともに繰り広げられました。
 今回も100名を超える参加をいただき,セミナーは盛況のうちに終了しましたが,参加者の中には九大・北大の同窓生以外の方の姿も見受けられ,九大と北大の研究内容を広く産業界,自治体や両大学の同窓生等に知っていただき,各分野の方々との連携・交流を一層深めることを目的として開催しているセミナーも,その目的に適った広がりを見せはじめてきました。
 なお,第4回「北大・九大 合同フロンティア・セミナー」は下記の日程で開催します。

 

○第4回『九大・北大 合同フロンティア・セミナー』
  日 時:平成21年10月20日(火) 18:30~
  場 所:
東京ステーションコンファレンス
     (東京都千代田区丸の内1-7-12 サピアタワー)
  
【写真】
(左)講演を行う砂川賢二 医学研究院 教授
(右)参加者も交えて活発な議論が繰り広げられた総合討論

 

【広報室】

 
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