イノベーション創出若手研究人材養成に採択
2008.06.02
トピックス
文部科学省が公募した平成20年度科学技術振興調整費の提案課題「若手研究者の自立的研究環境整備促進(イノベーション創出若手研究人材養成)」に本学の提案課題「革新的研究開発リーダー養成システムの構築」が採択されました。
本学では、平成18年7月よりキャリア支援センターを設置し、ポストドクター等の若手研究人材のキャリアパス多様化のための各種事業を実施してきました。今回採択を受けた取組は、これまでのキャリア支援センターの実績を基盤に、産業界との連携を更に深め、国内外の企業と本学とが協働して、産業界で活躍できる卓越した研究開発リーダー候補を養成しようとするものです。
具体的には、自然科学系の博士号取得者及び博士後期課程在籍学生を対象者とし、その中から優秀な若手研究人材を選抜して、異文化・異分野・異業種との交流の場に参加させ、多様な場で創造的な成果を生み出す能力を習得させます。
大学入学者数の減少傾向の中で、大学の競争力の指標として産業界から高い評価を受けることが重要になってきています。この取組により輩出した若手研究者が産業界から高く評価されることにより、他大学にも同様の取組が普及し、引いては我が国の若手研究人材養成の変革につながるものと期待し、本学はこの取組を教職員が一体となって推進していきます。