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マヒドン大にブランチオフィスオープン

2007.12.10
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 マヒドン大学(タイ)に新たに設置された本学のブランチオフィスの開所式が,平成19年11月26日(月),マヒドン大学において行われました。

 開所式には,マヒドン大学ポンチャイ学長及びMUIC(マヒドン大学インターナショナルカレッジ)チャリヤ学部長,日本学術振興会(JSPS)バンコク研究連絡センター池島所長,本学の柳原理事(副学長)を始めとする多くの関係者が参加しました。

 本学とマヒドン大学との交流は,平成14年8月に大学間学術交流協定及び学生交流協定を締結した後,積極的に行われてきました。近年では,アジア学長会議を通じた学術交流やASEPを通じた学生交流,教員交流による語学の交換授業(相手大学で語学の授業を実施)や2週間の短期学生交流などが行われています。
 また,昨年度よりJSPSが行うアジア研究教育拠点事業「造血障害の研究・教育交流拠点の形成とアジア血液学の創出」も開始され,両大学間の研究交流も盛んです。このような状況のもと,両大学間の今後の交流を更に深化させるため,日タイ修好120周年という節目にあたるこの年,マヒドン大学に九州大学のブランチオフィスを設置することが合意されました。

 ブランチオフィスの開設に伴い,ポンチャイ学長から「ブランチオフィスの設置を契機に,両大学の更なる交流を期待する。特に,若い世代が国境を越え積極的に相互理解を深めることで,世界の無意味な争いに終止符を打ってほしい。」と期待が述べられ,池島所長から「日本の大学にとってアジアとの連携は特に重要な意味を持っており,そのような中で九州大学がマヒドン大学にブランチオフィスを開設することは意義深い。」との祝辞をいただき,柳原理事から,ブランチオフィス開設に関するマヒドン大学への謝辞と共に「ブランチオフィスの設置を両大学間の学術交流及び学生交流に係る新たなステップとしたい。」という決意が述べられました。

【写真】
(上)ポンチャイ学長(左)と柳原理事(右)
(中)JSPSの池島所長
(下)開所を記念して関係者によるテープカットが行われた