国際的視野を持つリーダーに 4,821名卒業[03/26]
2007.03.26
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平成19年3月26日(月)、平成18年度学位記授与式が、箱崎キャンパスの創立五十周年記念講堂で挙行され、以下の者に学位記が授与されました。
学士 2,597名(843)
修士 1,695名(434)
専門職 170名 (78)
博士 359名 (71)
( )は女子学生で内数。
午前に行われた学士学位記授与式では、総長告辞に続いて、社会福祉法人 思賜財団母子愛育会理事長、元内閣官房副長官で法学部OBの古川貞二郎(ふるかわ・ていじろう)氏が来賓祝辞を、文学部の斎藤彩世(さいとう・さよ)さんが学士総代として答辞を述べました。
午後に行われた修士・専門職・博士学位記授与式では、総長告辞に続いて、ソウル大学校の李長茂(Lee Jang-Moo イ・ジャンム)総長が、来賓祝辞を述べました。
■学士学位記授与式における梶山千里総長祝辞 要旨
リーダーの意識を持って社会に貢献することも人間としての価値表現の一つ。そのために、創造性を身につけるための日頃の訓練と、異文化を認め理解する国際的視野の涵養が必要です。皆さん一人一人の努力の積み重ねとリーダーシップの発揮が、真に豊かな日本、世界を実現すると信じています。 全文はこちら
■古川貞二郎氏の来賓祝辞 要旨
逃げず、回避を理屈で正当化せず、実現の努力をすれば道は開けます。人の痛みの分かる人間であり続けること。そうでなければいい仕事はできず、いい人生を生きることはできません。志高く、自分以外の人のために何を為すか、どんな努力をするかを評価の基準としてください。皆さんが背筋を伸ばして前向きに堂々と歩んでくれれば、先輩としてこんなに嬉しいことはありません。
■学士総代 斎藤彩世さん(さいとう・さよ 文学部)の答辞 要旨
四年間を通してじっくり自分について考え、他人の生き方を見つめて、人生を生きていくための知恵を授かったように思います。自分をみつめることで自らを向上させることができ、他人を見つめることでその人を理解し、思いやりを持った目で見、空しい衝突を回避することができます。四年間で学んだことを生かすことで、様々な困難を克服し、平和な新しい時代を築いていくことができると確信します。
式が終わって講堂を出た卒業生たちは、咲き始めた桜の木の下、後輩や家族・関係者の祝福を受けていました。