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本学教員が第7回 岩木賞大賞を受賞

2015.03.10
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 平成26年11月14日(金),第7回「岩木トライボコーティングネットワークアワード」(岩木賞)の受賞者が発表され,本学産学連携センター連携部門の土肥俊郎特任教授らが大賞を受賞しました。この岩木賞は,表面改質,トライボコーティング分野の権威者である故岩木正哉博士(理化学研究所元主任研究員,トライボコーティング技術研究会前会長)の偉業をたたえ,当該技術の関連分野において日々努力・研鑽する個人,法人,団体の業績を表彰するもので,平成20年に創設された権威ある表彰です。
 特に大賞は,開発技術が世界的に高い水準にあり新規独創性に優れたものに与えられるもので,今回は本学の産学連携センターが研究開発を展開しているユニークなマルチ産学連携プロジェクトの「次世代半導体基板の高能率・高品位加工を実現する革新的な高速圧加工装置と加工条件感応型の特殊粘弾性材料パッドの開発」が多くの候補者の中から選考されました。
 本プロジェクトは,現在,脚光を浴びているグリーンデバイス用SiC,GaNなどの超難加工材料を,現状の加工プロセスの1/10以下の時間で高効率で高品位に仕上げることを実現したものです。
 賞の贈呈式と土肥特任教授による記念講演は,平成27年2月27日(金)に理化学研究所・鈴木梅太郎記念館にて,「第17回シンポジウム:トライボコーティングの現状と将来」の中で盛大に行われました。

【写真】
(上)土肥俊郎特任教授(受賞者代表)
(中)授賞式での受賞者(右3番目から土肥特任教授,瀬下特別研究員,山崎特任准教授,市川取締役専務(不二越機械工業),高木次長(フジボウ愛媛))
(下)土肥特任教授による記念講演