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本学学生が日本学術振興会 育志賞を受賞

2015.02.18
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 平成27年1月30日(金),独立行政法人日本学術振興会による第5回(平成26年度)日本学術振興会 育志賞 受賞者18名の発表があり,本学から下記の大学院生の受賞が決定しました。

佐藤 峰南(大学院理学府地球惑星科学専攻 博士後期課程3年)
 博士課程の研究課題:
 「三畳紀における巨大隕石衝突記録と環境変動の解明」

 日本学術振興会 育志賞は,天皇陛下の御即位20年に当たり,社会的に厳しい経済環境の中で,勉学や研究に励んでいる若手研究者を支援・奨励するための事業の資として,陛下から御下賜金を賜り,このような陛下のお気持ちを受けて,将来,我が国の学術研究の発展に寄与することが期待される優秀な大学院博士後期課程学生を顕彰することで,その勉学及び研究意欲を高め,若手研究者の養成を図ることを目的に平成22年度に創設されたものです。
 授賞対象者は,人文・社会科学及び自然科学の全分野において,大学院における学業成績が優秀であり,豊かな人間性を備え,意欲的かつ主体的に勉学及び研究活動に取り組んでいる大学院生とされており,受賞者には,賞状,賞牌及び副賞として学業奨励金110万円が授与されます。
 授賞式は,平成27年3月4日(水)に日本学士院(東京都台東区)で行われる予定です。

※日本学術振興会育志賞については下記URLよりご覧いただけます。
http://www.jsps.go.jp/j-ikushi-prize/index.html

【写真】
(上)隕石衝突により形成された球状粒子(スフェルール;A・B)の光学顕微鏡写真とニッケルに富む磁鉄鉱(C・Dの明るい粒子の部分)の電子顕微鏡写真
(下)実験室での作業風景。サンプルの秤量