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宗像市との連携協定 締結

2005.02.01
トピックス
 九州大学と宗像市とは、1月14日、産業振興と地域活性化を目的とする連携協定を締結しました。本連携は、これまでの実績ある大企業との組織型連携研究の枠組を地場自治体に展開し、今後市民・市内企業等から公募するテーマや市独自テーマについて、産官学民連携による取り組みと価値協創をめざします。

 昨年4月に本学と宗像市は、協力協定締結に向けての覚書を取り交わし、現地調査や意見交換の場を重ねてきました。今後は、連携協議会が、研究課題や研究開発等について、マネジメントを行っていきます。

 宗像市は一昨年の旧玄海町と合併し、今春には大島村との合併を控えるなど、大きな変革のただ中にあります。その地域独自の資源と優位性のうえに本学の豊富な人材・知的資産を活用することで、市民のQOLの更なる向上や事業者等の一層の発展に貢献するなど、より付加価値の高い自治体運営の実現が期待されます。

 本学としては、大規模合併や地方分権等の大きな構造変革の流れにある地方自治体にとって有益な総合的シンクタンクとなれるよう、宗像市と一丸となって地域活性化の成功事例を生みだしながら、将来的には全国市町村に展開できるような新しい産官学民連携地域振興システムの構築を視野に、社会貢献に取り組んでいく予定です。