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九州大学は、SYNNEX Corporation 創業者ロバート・ファン氏を総長特別顧問にお迎えし、エンダウメント型基金の発展を目指します。

「基金(運用原資)の成長」と「教育研究活動への支援拡大」の永続的好循環を目指して 2025.12.09
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 九州大学は、SYNNEX Corporation創業者であり、本学名誉博士でもあるロバート・ファン氏を「九州大学総長特別顧問」としてお迎えし、「九州大学エンダウメント型基金」※の発展による「基金の成長」と「教育研究活動への支援拡大」の好循環を永続的に実現する環境を目指します。
 ファン氏は本学の卒業生であり、学生時代にはアイスホッケー部を創設し、初代主将を務めるなど、青春時代を九州大学で過ごされました。これまでにも、九州大学百周年記念事業、QREC(ロバート・ファン/アントレプレナーシップ・センター)への支援、アイスホッケー部への寄附など、長年にわたり九州大学に多大なご支援を継続されており、寄附総額は約3億円を超えます。さらに、今後、ファン氏は、本学に対し5億円規模の追加寄附を予定されており、こうしたご支援が、本学における「エンダウメント型基金」の設立の大きな後押しとなりました。
 ファン氏は、九州大学で電子工学を学んだ後に渡米、ロチェスター大学、マサチューセッツ工科大学などで研鑚を積み、 1980年に「SYNNEX」を起業されました。同社は2021年に「Tech Data」と合併し「TD SYNNEX」として世界最大のITディストリビューターとなっています。
 現在も若手起業家の育成や企業への積極的な投資や運用に積極的に取り組まれているファン氏の豊富なご経験を活かし、九州大学は、2025年10月に、同氏を「総長特別顧問」としてお招きしました。今後は、エンダウメント型基金をはじめ、九州大学基金の運用に関する助言・提案、また、AIを活用した大学教育の推進についてのアドバイス等を頂く予定です。
 ファン氏からの力強いご支援を受けながら、九州大学は、「基金の成長」と「教育研究活動への支援拡大」の好循環を永続的に実現し、イノベーションとビジネス創造の中核として、世界と伍する「アジアから未来変革を牽引する大学」への飛躍を目指してまいります。

・総長特別顧問任期 2025年10月1日~2028年9月30日

 <ロバート・ファン氏プロフィール>
 1945 年台湾生まれ。1968 年九州大学工学部卒。米国ロチェスター大学で工学修士号、MITスローン・ビジネススクールで経営学修士号(MBA)取得。
 1980年「SYNNEX」を起業、同社は2021年に「Tech Data」と合併し「TD SYNNEX」として世界最大のITディストリビューターとなる。
 若い世代の起業教育にも関心が強く2010年には氏の寄附を元に九州大学ロバート・ファン・アントレプレナーシップ・センター(QREC)を設立。九州大学の学生がアントレプレナーシップについて自ら学ぶ機会を提供している。

 <※「九州大学エンダウメント型基金」について>
 「基金(運用原資)の成長」と「教育研究支援の拡大」の好循環を生み出す仕組みとして、安定した財政的基盤を築くことを目的に2025年7月に創設したもの。
 頂いたご寄附を原資に資金運用し、運用益を大学が必要とする活動に自律的に活用する。

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