Notices お知らせ
九州大学は、水素・燃料電池分野の国際的リーダーであるSunita Satyapal(スニータ・サティヤパル)氏を、2026年1月1日付で「九州大学総長特別顧問」にお迎えしました。同氏には、主な活動拠点を米国に置きつつ、海外での活動を継続しながら、常勤ではない形で主として遠隔により、本学の国際研究力強化および水素エネルギー社会実現に向けた取り組みに対し、戦略的助言をいただきます。
Satyapal氏は、政府、産業界、学術界で30年以上の経験を有する、水素・燃料電池分野の国際的専門家です。米国エネルギー省(DOE)のHydrogen and Fuel Cell Technologies OfficeにおいてChief Engineer兼Director等を歴任し、水素・燃料電池分野の研究開発戦略の策定と推進、国際連携の強化に貢献してきました。また、グローバルな水素パートナーシップを通じて25か国以上との協働を推進するなど、政策と研究開発の双方の観点から、国際的に大きな役割を担ってきました。
本学では、2026年1月から3月は水素材料先端科学研究センター(本学水素材料研究の中核拠点)を主な活動拠点として関与いただき、2026年4月以降は新研究所であるサステナブル水素研究所(略称:HYDROGENIUS)※において、研究所の運営および国際展開に関する助言機能を強化してまいります。
Sunita Satyapal 氏
総長特別顧問として同氏にお願いする主な役割は、次の通りです。
1.九州大学の国際研究力強化に向けた戦略の助言
2.日本における水素エネルギー社会実現に向けた政策・施策への助言
3.サステナブル水素研究所の運営、マネジメント、戦略的発展に関する助言
なお、同氏は2025年12月17日~18日に九州大学で開催した「水素先端世界フォーラム&HYDROGENIUSシンポジウム2025」において、プレナリートークを行いました。また、12月19日には石橋総長を表敬訪問し、就任にあたりご挨拶をいただきました。
総長特別顧問就任日 2026年1月1日
<Sunita Satyapal氏 略歴>
水素・燃料電池分野の国際的専門家。
政府、産業界、学術界で30年以上の経験を有し、米国エネルギー省(DOE)のHydrogen and Fuel Cell Technologies OfficeにおいてChief Engineer兼Director等を歴任した。
産業界ではUnited Technologiesにおいて研究開発および事業開発、ならびにステークホルダー連携を担当した。
Columbia Universityで博士号(Ph.D.)を取得後、Cornell UniversityにてApplied and Engineering Physics分野の博士研究員として研究に従事した。
Scientific American等への寄稿を含む多数の出版・発表および10件の特許を有し、MeritoriousおよびDistinguishedの米国大統領からの大統領ランク賞をそれぞれ受賞するなど、多くの顕著な業績を有する。
※サステナブル水素研究所(HYDROGENIUS)について
本学は、水素分野における基礎研究から社会実装までを一体的に推進し、国際共同研究と人材育成を強化するため、サステナブル水素研究所(略称:HYDROGENIUS)を2026年4月に設置します。本研究所は、学内外の多様なパートナーとの連携を通じて、安全・信頼性を基盤とした水素技術の発展と、カーボンニュートラル社会の実現に貢献します。
大学院工学研究院 教授 西村 伸
電話:092-802-3248
Mail:nishimura.shin.691★m.kyushu-u.ac.jp
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