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九州大学×福岡市×株式会社JCCL CO₂分離・回収のための装置及び材料の製品化に成功!

2024.05.24
トピックス

九州大学発スタートアップの株式会社JCCL(本社:福岡市西区)は、このたびCO₂分離・回収装置の製品化に成功しましたので、お知らせいたします。

今回製品化されたのは、CO₂分離膜性能評価装置の『VSS1』及び固体吸収剤によるCO₂回収装置の『VPSA1』です。これらの装置は、九州大学工学研究院の星野友教授の特許技術をコア技術とし、福岡市をはじめとする公的機関からの支援・共同研究を経て、JCCLが完成させた、まさに産学官連携により生まれた成果です。株式会社JCCLは、政府が目指すカーボンニュートラル実現に向けて低コストなCO₂分離回収に貢献してまいります。

5月24日の会見にて。左から、九州大学の神﨑理事、福岡市の高島市長、九州大学の石橋総長、九州大学の星野教授、株式会社JCCLの山下COO、株式会社JCCLの梅原社長

装置の特徴

VSS1モデル図

① 減圧蒸気スイープ型膜分離性能評価装置(VSS1)

  • CO₂分離膜に、調湿されたCO₂含有ガスを流し、透過側を減圧、蒸気供給することで膜の性能を評価する装置。
  • 透過側に流す減圧蒸気の供給量や相対湿度を自動制御し、濃度13%のCO₂を1ヶ月以上安定して97%以上に濃縮できることを確認済み。
  • DACや排ガスからのCO₂回収のために自社で開発した分離膜の性能評価や、CO₂回収装置の設計に活用可能。

VPSA1モデル図

②減圧蒸気スイング型CO₂回収装置(VPSA1)

  • 調湿されたCO₂含有ガスを固体吸収剤に供給してCO₂を  吸収させ、相対湿度が自動制御された減圧蒸気を定量供給することで1日2kg程度のCO₂を97%以上に濃縮・回収できる  装置。
  • 自社で開発した吸収剤の性能評価や小規模・低コストなCO₂回収装置設計に活用可能。

お問い合わせ

<研究内容について>
九州大学大学院工学研究院 教授 星野 友   
Mail:hoshino.yu.673★m.kyushu-u.ac.jp   

<装置販売について>
株式会社JCCL 事業開発部 馬場﨑
Mail:babasaki.takashi★jccl.co.jp

<福岡市と大学との連携について>
福岡市経済観光文化局 創業・大学連携課
Mail:sogyodaigaku.EPB★city.fukuoka.lg.jp 

<九州大学の報道に関すること>
九州大学 広報課
Mail:koho★jimu.kyushu-u.ac.jp

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