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9月11日、半導体研究で知られる台湾・国立陽明交通大学(NYCU)電子物理学科の教員8名・大学院生3名が本学伊都キャンパスを来訪し、次世代エレクトロニクスに関わる固体電子物理・半導体物性をテーマに合同研究会を開催しました。
開会にあたり、同学科長の Prof. Chih-Wei Luo からNYCUおよび電子物理学科の研究教育体制の紹介があり、本学からは 木村教授が本学ならびに理学研究院・物理学部門の概要を紹介しました。続いて両大学の研究者が、技術的背景の整理を交えつつ最新成果を相互に発表し、研究アプローチ・測定手法・デバイス応用の見通しについて活発な議論を行いました。研究会を通じ、関連分野の強みや補完関係が明確になり、今後の連携強化に向けた具体的な接点を共有できました。
なお、今回来訪した Prof. Wen-bin Jian は本学 半導体デバイスエコシステム研究教育センター(CSeDE) の客員教授でもあり、同センター副センター長の 木村教授・吾郷教授も研究会に参加しました。センター主導の連携枠組みのもと、半導体研究に関する共同推進体制の実効性を一段と高める機会となりました。
今後に向けては、
などについて、実務的かつ踏み込んだ協議を行いました。これらを着実に進めることで、教育・研究の両面で持続的なパートナーシップを構築してまいります。
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