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令和7年8月1日(金)、親の職場を子どもたちに体験してもらうプログラム「子どもお仕事参観デー」(主催:みらいプロジェクト実行委員会)を九州大学で実施しました。
これは、子どもたちが親の職場を訪問し、実際に親が働く姿を間近で見学することで、子どもたちに自分の将来を考えるきっかけとなりうる体験を提供する取り組みです。
当日は、7名の子どもたちが参加してくれました。
午前中は、まず、本学公認学生ガイド(本学学生)による伊都キャンパスツアーを行いました。椎木講堂コンサートホール、石ヶ原古墳跡展望展示室など、普段は見ることができない施設を回り、子どもたちからは驚きの声や質問がたくさん出ていました。
キャンパスツアー後は、日本ジョナサン・KS・チョイ文化館(中山ホール)で、九州大学の概要説明をした後、質問応答コーナーにお答えしました。子どもたちからは、「大学の先生はどのような仕事をしていますか」や、「九州大学で主に勉強することは何ですか」などの質問があり、大いに賑わいました。
次に、特別応接室にて、石橋達朗総長との懇談も行いました。初めて会う総長に、最初、子どもたちは緊張した様子でしたが、総長が「伊都キャンパスはどうですか」と質問すると、「とても広くてびっくりした」などと笑顔で答えてくれました。子どもたちからも、総長に対し、「学生の頃はどんなスポーツをしていましたか」などの質問が飛び出し、総長も終始笑顔で和やかな時間を過ごしました。
午後からは、子どもたちそれぞれの親の職場で、仕事の体験を行いました。コピー取りやポスター掲示、名刺交換や教材補修など、子どもたちは色々な仕事に一生懸命取り組みました。
後日、子どもたちからは「九州大学が思っていたよりおおきくてびっくりした」「親の仕事を体験してみて難しかった」「仕事と家事を両立している親の仕事の大変さがわかった」「お仕事参観デーを通して自分の目標を立てることができた」といった感想をいただきました。
本イベントを通じ、改めて親子の絆が深まるとともに、子どもたちそれぞれが、自らの将来を考えるきっかけになれたのではないかと考えています。