This website (all pages under https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/) is automatically translated.
Please note that pages of academic units linked from this site, as well as external websites, are not subject to automatic translation.
To revert to the original Japanese while automatic translation is active, please click "Automatic Translation."
Please be aware that automatic translation is a mechanical process and may not accurately convey the intended meaning. In addition, images and charts may not be translated.
For accurate information, please refer to the Japanese version.
For some articles, an English version translated by our specialist staff is available. To view it, click "English" in the upper right corner of the screen.
本サイト(https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/ 配下のページ)では自動翻訳システムを使用しています。
本サイト内からリンクされている部局のページや外部サイトについては、自動翻訳の対象外となります。
翻訳適用中に、「Automatic Translation」をクリックすると元の日本語表示に戻ります。
自動翻訳は機械的に変換を行うため、意図が正確に反映されない場合や、画像・図表が翻訳されない場合があります。あらかじめご了承ください。
正確な情報については日本語表示の状態でご確認ください。
なお、一部の記事については、専門スタッフが翻訳した英語版もご用意していますので、画面右上の「English」をクリックしてご覧ください。
Notices お知らせ
ポイント
概要
従来、カマキリの卵嚢に寄生するハチ類の生態や分布は十分に解明されておらず、とくに日本における記録は限られていました。また、こうした微小な昆虫は発見が難しく、分布の把握が進んでいないことが課題となっていました。
本研究では、SNSに投稿された観察写真をきっかけに、中国で1例のみしか記録がなかった寄生バチEupelmus curvator (ナガコバチ科)を日本で初めて記録しました。
寄生蜂(※1)の分類学を専門としている九州大学総合研究博物館の河野太祐協力研究員および大学院システム生命科学府修士課程の野口奨悟氏(当時:九州大学農学部学部生)らがSNS上の投稿情報をもとに詳細な検討を行い、本種がカマキリの卵嚢に寄生することを世界で初めて明らかにしました。これにより、日本における本種の初記録とともに、その生態の一端が解明されました。
本研究は、市民による観察と専門家の連携によって新たな発見が生まれることを示すものであり、今後の生物多様性研究において重要な手法となることが期待されます。
本研究成果はルーマニアの科学雑誌「Travaux du Muséum National d’Histoire Naturelle “Grigore Antipa”」に2026年7月1日(水)に掲載されました。
研究者からひとこと
SNS上の何気ない投稿が、思いがけない科学的新発見につながることがあります。今回の研究は、市民の観察と専門家の連携によって新たな知見が得られることを示しました。身近な環境の中にも、まだ知られていない生物多様性が数多く存在していると考えています。
あなたのSNSへの投稿も科学の常識を大きく変えるきっかけになるかもしれません!
国内2番目の生息地となった神奈川県における発見の経緯(イメージ図)
とよさき氏のツイートに専門家(河野)が気づいたところ(イラスト:とよさきかんじ)
用語解説
(※1) 寄生蜂
ハチの仲間のうち、他の昆虫などに産卵し、その体内や体表で幼虫が成長するグループ。寄生される生物は「寄主」と呼ばれる。幼虫は寄主を食べて成長し、最終的に寄主を死亡させることが多い。このような生き方は「捕食寄生」と呼ばれ、自然界では個体数のバランスを保つ役割を担っており、農業では害虫防除にも利用されている。
論文情報
掲載誌:Travaux du Muséum National d’Histoire Naturelle “Grigore Antipa”
タイトル:When your posts yield biodiversity findings: social media-facilitated discovery of Eupelmus (Eupelmus) curvator Yang (Hymenoptera, Eupelmidae) in Japan with notes on its bionomics
(和訳:SNS投稿が生物多様性の発見をもたらすとき:ソーシャルメディアを介した寄生バチ Eupelmus (Eupelmus) curvator (ハチ目:ナガコバチ科)の日本における発見とその生態に関する知見)
著者名:Taisuke Kawano, Shunsuke Imada, Shogo Noguchi and Kanji Toyosaki
DOI:10.3897/travaux.69.e171809
九州大学大学院理学研究院 生物科学部門
教授 立田 晴記(たつた はるき)
電話:092-802-4275
FAX:092-802-4275
Mail:htatsuta★kyudai.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。