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Notices お知らせ

九州大学と電気ビルが連携し、脱炭素社会の実現に向けた企画展示を開催

グリーンメタノール研究を題材に、研究・教育・社会をつなぐ共創の場を創出 2026.09.15
お知らせ

ポイント

  • 九州大学の環境をテーマにした建築研究教育センター「BeCAT」が企画・設計・制作を手掛け、株式会社電気ビルとの連携により、電気ビル共創館で企画展示を開催します。
  • 脱炭素社会や循環型社会の実現に向けた課題と可能性を、市民に分かりやすく発信します。

概要

 九州大学「BeCAT」と株式会社電気ビルは、脱炭素社会の実現に向けた市民の理解促進と対話の創出を目的として、電気ビル共創館において企画展示を実施します。
 本展示では、未来のエネルギーや資源循環の可能性を考える題材として、工学研究院応用化学部門 松本崇弘准教授が取り組むグリーンメタノール研究を紹介します。メタノールは、合成樹脂・医薬品・化粧品・有機溶剤・燃料電池などに一般社会で広く利用されています。
 本研究は、竹や木材チップなどの未利用材に含まれるリグニンから、非常に安価にメタノールを生成できる技術であり、脱化石燃料社会の実現へとつながります。
 展示の企画・設計・制作は、「BeCAT」による教育プログラムに参加する学生が担当し、未来社会デザイン統括本部がサポートします。リグニンの化学構造(六角形)をモチーフとした再利用可能な木製ユニットを用い、研究内容を分かりやすく伝えます。
 本取り組みは、大学の研究や教育活動と企業の発信力を融合し、市民とともに持続可能な未来を考える共創の場の創出を目指すものです。展示期間中には関連イベントの開催も予定しています。

開催概要

展示名(仮称):未来のエネルギーと資源循環を考える グリーンメタノール展
会場:電気ビル共創館1階(福岡市中央区渡辺通2丁目1番82号)
会期:2026年10月中旬~2027年1月上旬
企画:九州大学大学院人間環境学研究院「BeCAT」(Built Environment Center with Art & Technology)

展示スペースのイメージ

展示する研究成果:リグニンからメタノールを生成する化学反応

研究者からひとこと

研究成果を社会へ伝えるためには、多様な人々が関心を持ち、理解できる場づくりが重要です。本プロジェクトでは、学生が主体となって展示を企画・制作し、研究と社会をつなぐ新たな挑戦に取り組みます。
(人間環境学研究院 BeCAT 副センター長 末廣香織)

未利用資源から有用なエネルギーや化学原料を生み出す研究を通じて、脱化石燃料社会の実現に貢献したいと考えています。本展示が、持続可能な社会について考えるきっかけになれば幸いです。
(工学研究院 応用化学部門 准教授 松本崇弘)

電気ビルからひとこと

 九電グループの一員である電気ビルは、2050年カーボンニュートラルを目指しております。
 今回本プロジェクトに賛同し、我々が所有・運営管理を行っている福岡市中央区渡辺通の「電気ビル共創館」にて脱炭素に関する研究内容を展示することで、脱炭素社会の実現とビル来訪者への知的価値の提供に繋げていきたいと考えております。
 たくさんの方々のお越しをお待ちしております。

お問い合わせ

人間環境学研究院「BeCAT」井田
電話:092-802-5234
Mail:ida★arch.kyushu-u.ac.jp
※メールアドレスの★を@に変更してください。