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能美市および北陸先端科学技術大学院大学との連携でSDGs未来都市の策定を推進

2020.08.06
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 令和2年8月3日(月)、本学都市研究センターと石川県能美市および北陸先端科学技術大学院大学がSDGsの理念に基づいた地域社会の発展に向け相互連携協定を締結しました。
 本協定は、お互いが持つ資源を最大限に活用し、地域が抱える課題の把握とニーズの実現に向け、SDGsの推進と検証を行い、持続的な地域社会の発展に取り組むために結んだものです。
 能美市は同研究センターが研究を進める「新国富指標」を活用し、市の特性を整理した上で策定を行います。「新国富指標」とはGDP(国内総生産)では測れない、主に①人の豊かさを捉える「人的資本」、②経済的(物的)な豊かさを捉える「人工資本」、③持続的な利用や管理が必要となる資源や自然などを捉える「自然資本」の3つの資本の合計から計算される、豊かで持続可能な社会を評価する新しい指標です。
 相互の緊密な連携と協力により、能美市版SDGsの推進と検証を行い、地域社会の持続的な発展と大学における学術的な研究に寄与することを目的としています。

連携協定締結式の様子(本学からは都市研究センター馬奈木センター長がリモートで出席しました)

お問い合わせ

九州大学大学院工学研究院
主幹教授 馬奈木 俊介

電話:092-802-3429
Mail:managi★doc.kyushu-u.ac
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