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本学工学研究院 流域システム工学研究室(林 博徳 准教授、鹿野 雄一 特任准教授、髙田 浩志 助教)が、環境省主催の「第13回グッドライフアワード」において、最高位となる環境大臣賞最優秀賞を受賞しました。
グッドライフアワードは、環境と社会をより良くする取組を行う団体・個人を顕彰する制度で、今回、同賞13年の歴史の中で教育機関が最優秀賞を受賞するのは初めてとなります。
本研究室は、流域再生の実践活動を通じて、様々な流域で行政・企業・地域住民など多くの主体と共創し、社会課題の解決に取り組んできました。こうした包括的かつ多面的な活動が高く評価され、今回の受賞につながりました。本受賞は、九州大学が掲げるVISION 2030「総合知で社会変革を牽引する大学」の理念を体現する成果でもあります。
今年度で13回目を迎えた同賞には、令和7年6月6日の公募開始以降、歴代最多の224件の応募がありました。グッドライフアワード実行委員会での審査の結果、環境大臣賞として最優秀賞(1件)、優秀賞(3件)、各部門賞(6件)が選出され、さらに29件が実行委員会特別賞として認定されました。表彰式と受賞者プレゼンテーションは12月6日(土)、渋谷スクランブルホールにて開催されました。
流域システム工学研究室では、「いい川・流域・社会をつくりたい。その魅力を多くの人と共有したい」という思いのもと、研究・教育・実践活動を推進してまいりました。今回の受賞は、これらの活動に共感し、共に取り組んでくださったすべての皆様のご支援の賜物です。ここに心より感謝申し上げます。なお林博徳准教授・鹿野雄一特任准教授らの取組は、ナショナルジオグラフィック協会の国際研究助成にも採択されるなど、国際的な注目も高まっています。今後は、同様の課題を抱える世界の地域や人々に貢献できるよう、国際的な連携・発信をさらに強化していきます。
受賞者プレゼンテーション
林 博徳 准教授
鹿野 雄一 特任准教授
地域の方との活動の様子
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